石蔵文信教授が健康フォーラム 人力発電も紹介
石蔵文信・大阪樟蔭女子大学教授を講師に迎え、夫婦間のやり取りから更年期障害について考える、マチゴト地域健康フォーラムが3月2日、豊中市のすてっぷホールで開催された。
石蔵さんはユーモアを交えながら、夫が妻の更年期障害の症状を悪化させる要因になっていることを指摘。そうならないためには、定年退職後の夫の自立が必要と、男の料理教室や、祖父による孫の育児「育じい」を提案した。参加者は熱心にメモを取るなどしていた。
また、講演の終盤には石蔵さんが省エネ意識の向上と地域活性化、定年男性の活用などを目的とする「日本原始力発電所協会」の活動も紹介。人力発電によるスマートフォンの充電などを訴え、参加者の関心を集めた。(礒野健一)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第61号(2014年3月13日)
更新日時 2014/03/10