マチゴト主催の出産フォーラムに23人が参加
出産をテーマにした地域健康フォーラム(マチゴト主催)が2月2日、豊中市玉井町1、男女参画推進センターすてっぷで開かれ、出産を控えている女性ら23人が出席した。講師は直原ウィメンズクリニック(豊中市新千里南町2)の直原廣明院長が務め、出産に向けた心構えや妊娠中の注意点、新生児への接し方について話した。
直原さんは陣痛について「数多くの出産に携わってきた私には、陣痛は何か意味があるものと思える。陣痛は母親から子どもへの生命エネルギーの受け渡しのようなもの」とし、無痛分娩に頼らない自然分娩の大切さを訴えた。また、「女性には本来“産む力”が備わっているので、自分の力を信じて出産に臨んでほしい」と話した。そして、安全な出産のために「妊娠中は3食をバランスよく食べて体調を整えて。外食はできるだけ避け、できれば夕食は午後8時までに済ませて体重維持を」とアドバイスした。
出席者からは「陣痛のイメージが変わった。強い痛みも乗り越えられるような気がしてきた」「産む力の大切さを実感した。出産が楽しみになった」との声が聞かれた。(早川方子)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第60号(2014年2月13日)
更新日時 2014/02/03