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外で遊びたい子、瀬川北公園に集まれ

バーベキューでは手作りパンを焼くこともある

 池田市と箕面市の境界にある瀬川北公園で、外遊びを自由にできる集まりが毎月第2土曜、日曜に開かれている。主催は「みのお子どもの遊びを考える会」で、20年前から活動を開始した。代表の児玉高志さんは「今は子どもたちが安全に、力いっぱい遊べる場所が少ない。瀬川北公園は神社の裏山で自然も多く、冒険心を満たしながら遊べる場所」と説明する。
 公園の広場には、手作りの縄ブランコや卓球台などを設置しているほか、木工教室なども開いている。また、市の許可を得て、バーベキューやぜんざい作りもする。児玉さんは、「子どもたちは、どうすれば1番面白くなるかを常に考えている。相手ともめたらつまらなくなるので、話し合いをして調整する力も自然と生まれるし、ギリギリでけがをしないラインも見極めていく。大人はベンチで本でも読みながら、たまに声をかけるだけ」と、子どもたちの冒険と成長を優しく見守っている。
 ここで遊んでいた子どもが母親となり、2世代で楽しんでいる参加者もいる。
 問い合わせは児玉さん072-724-9086。次回は4月12、13日に行う。参加無料。(礒野健一)

更新日時 2014/03/14


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