いつまでも動く体に① 自分の体を把握しよう
若い時は自然にできたことが、年を重ねると難しくなってくる。ちょっとした動き、運動ができず、楽しみをあきらめる人もいる。動ける体にするにはどうすればいいか? そうならないために日ごろ気を付けることは何? そうした質問が、本紙「まちの相談室」にも寄せられている。
マチゴトでは、そんな質問に答えるため、7月と11月に健康増進フィットネスイベントを開催した豊中市の「南谷クリニック メディカルフィットネス・エムズ」のスタッフに協力してもらい、毎号具体的なストレッチや、日常生活で気を付けることを紹介する。
背中や腰、太ももなど、姿勢を維持するための筋肉が衰えていたり、偏っていりすると、体の柔軟性、可動域が狭まってしまう。マネージャーの松村亮介さんは、「その筋肉を健康的に維持するストレッチをする前に、まずは自分の体の柔軟性をチェックしてください」と話す。
①の背中で上下に両手を組む動きは、左右どちらでもできるか試してみよう。これができない場合は、肩甲骨や背骨の動きが悪く、肩こりになりやすい。
②は、かかとを地面につけたまま、両膝を腕で抱え込むように座る動きだ。後ろにひっくり返りそうになるので、転んでもいいよう注意してやる。これができない場合は、下半身全般が固い状態だ。
次回はこの2つができるようになるストレッチ方法を紹介する。(礒野健一)
【南谷クリニック メディカルフィットネス・エムズ】豊中市岡町北1-2-4▽06-6841-5720▽http://www.minamitani-c.or.jp/
質問は毎日新聞ローカル「いつまでも動く体に」係にメール(info-toyonakaikeda@machigoto.jp)、ファクス、(06-6346-8256)、はがき(〒530-8251 大阪市北区梅田3-4-5)でお送りください。
更新日時 2012/12/13