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「読者とゆく能勢街道」最終回に26人参加

道筋にはヒガンバナがたくさん咲いていた

 「マチゴト豊中・池田」主催の「読者とゆく能勢街道」の第11回目が、10月6日に開かれた。シリーズの最終回で26人の読者が参加し、能勢電鉄の日生中央駅(兵庫県猪名川町)から山下駅(川西市)までを歩いて、街道歩きを完結した。
 今回は一庫ダムへ行くのに便利な日生中央駅を起点にした。このため、これまでとは逆に歩き、前回の終点が今回の終点になって、能勢街道のルートをつなげた。
 一行は午前9時半に集合し、ストレッチ体操で体をほぐしてから歩き始めた。道筋には、ヒガンバナがたくさん咲いていた。満開といっても良いほどで、例年より10日ほど遅そうだ。慶積寺の樹齢250年のカヤの木を見て、高皇産霊(たかみみくら)神社へ。境内には、江戸時代から明治にかけて、水車に付属した石臼が5つほど置いてあった。この臼で、綿実油などを絞ったという。
 ゆるやかな坂を登ってゆき、今回のメーンの訪問場所、一庫ダムの知明湖に着いた。ダムは1982年に完成した。高さ78メートル、長さ285メートル。知明湖の周りを少し散策した後、ダムの下の広場で、持参した昼食を食べた。正午すぎにダムを出発し、甘露寺などに寄った後、山下駅まで行き、散会した。
 このシリーズは2011年10月に、大阪市・中津をスタートした。月に1回(1月は休み)のペースで約3時間歩き続けてきた。毎回、20人から30人あまりの参加者があった。
◇「読者とゆく能勢街道」は10月6日の第11回で終了しました。たくさんの方に参加していただきありがとうございました。新しい企画を検討中です。企画が決まりましたら、新聞とウェブでお知らせしますので、ご参加ください。(梶川伸)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第44号(2012年10月11日)=新聞では「編集室から」に掲載

能勢街道 一庫ダム 知明湖 甘露寺

更新日時 2012/10/07


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