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読者とゆく能勢街道10回に36人参加

頼光寺の境内を散策

 「マチゴト戸豊中・池田」のイベント「読者とゆく能勢街道」の10回目が、9月8日に川西市であった。36人の読者が参加し、能勢電鉄の平野駅から山下駅まで、約6キロを歩いた。
 まず、三ツ矢サイダーの発祥地へ。明治時代に、平野水として製造が始まり、平野シャンペンサイダー、三ツ矢サイダーと名前を変え、東洋1の飲料水工場を誇ったこともあった。今は製造を中止していて、参加者らはシンボルとして残るタワーに描かれた三ツ矢サイダーの文字を懐かしんで見ていた。
 畦野駅を通って、近くの頼光寺へ行き、参拝した。アジサイで有名な寺だが、今は時期が違い、花ではミズヒキソウやリュウノヒゲなどが境内を飾っていた。
 最後に川西市郷土館を訪ねた。多田銀銅山で銅の精錬をしていた平安(ひらやす)家の屋敷を使った資料館のほか、大正時代の洋風建築、川西市ゆかりの画家、青木大乗、平通武男の作品を展示してある美術館を見学した。案内は郷土館の野原孝館長が行った。見学のあと、ウォークに参加した元プロサッカー選手、杉野三千義さんの指導でストレッチ体操をし、散会した。(梶川伸)
=2012.09.09

三ツ矢サイダー 頼光寺 川西市郷土館 青木大乗 平通武男

更新日時 2012/09/09


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