阪急ものしり帳① 9月1日から全面禁煙
阪急電車は9月1日から各駅で、禁煙ルームを除いて全面禁煙にした。阪急電鉄広報部によると、阪急電車は従来から喫煙コーナーなどを設けて分煙、禁煙を進めてきたが、世の中の流れと、厚生労働省の指導によって、原則的に全面禁煙に踏み切ったという。
阪急電車の駅は計86。喫煙コーナーを設けていた駅でも、午前7時半から9時半、午後5時半から7時半のラッシュ時間帯は禁煙にしていた。9月からは喫煙コーナー自体がなくなった。
一方、分煙の流れから、6月末現在で8駅に喫煙ルームを設けていた。宝塚線では、梅田、十三、豊中、川西能勢口の4駅だった。「個室になっているので、受動喫煙の心配がない」との判断からだ。
今年度も喫煙ルームの新設を予定している。すでに予算が組まれていたこともあって、4駅に設置する方針は継続するという。宝塚線では、石橋駅で設置を予定している。
豊中、池田の市民にとって身近な交通機関である阪急電車についての知識や疑問点を、今回から「阪急ものしり帳」として連載する。 (梶川伸)
更新日時 2011/10/28