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阪急ものしり帳(22)車掌の育成

教習所は正雀駅に隣接している

 阪急京都線正雀駅(摂津市)の横に、阪急電鉄の教習所がある。所長の中西一郎さんらに、社員が入社して車掌になるまでの道筋を聞いた。
 採用は総合職と運輸現業職に分かれている。現業職の新入社員は、車掌を経て運転士になることを目標としている。駅に配属され、2年間の経験を積むと、車掌試験を受けることができる。試験は4月にあり、駅や会社に関することや営業規則などが出題され、適性検査もある。合格の倍率は約3倍という。
 今年の合格者は53人だった。まず1カ月間、教習所に通う。午前8時20分から午後5時20分まで、運転法規や電気、車内放送について学び、その間に、気をつけ、敬礼などの行動訓練もある。
 次は研修生として電車に乗る。指導員について1カ月間、実習を重ねる。中西さんは車掌の心得について、「お客さまに安心感を持ってもらう」ことを挙げ、「ドアの開閉、放送に慣れるほか、異常時の対応を学ぶ」と語る。最後に試験を受けて、車掌の辞令を手にする。(梶川伸)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第54号(2013.08.08)

阪急電鉄教習所 阪急正雀駅

更新日時 2013/07/29


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