文化歴史
ゴータマ・ブッダは菩提樹(ぼだいじゅ)の下で、悟りを開いたとされる。このため、境内に植えている寺もある。このシリーズでは212回で、高松市の八栗寺の菩提樹を紹...
梅雨の時期の遍路は嫌なものだが、雨の風情が心地よい寺もある。81番札所・白峯寺もそうだ。 山門に向かう参道の、紫陽花(あじさい)の道になっている。その中に...
四国霊場85番・八栗寺へ、ケーブルカーで登った時のことだった。下の登山口駅で女性が駅員さんに、近くの池の布袋葵(ほていあおい)がいつごろ咲くかを聞いていた。 ...
西国33所を回ったことがある。大阪から公共交通機関を使って、日帰り、安上がりをコンセプトにした。 花山院の参拝は、バス停から急坂を900メートル歩いて登っ...
恵心院は小さな寺で、宇治川のほとりから少し入った場所に、静かな空間を作っている。近くにある世界遺産の平等院や宇治上神社に比べると、訪れる人は圧倒的に少ない。 ...
長野県のリンゴ農家に、リンゴの花を見せてもらいに行った。夜行バスで大阪を出発し、着いた日の夕方にはバスで引き返す強行スケジュールだった。せっかくの信州行きだっ...
遍路の先達としてみなさんを四国に案内する。一回りして、思い出を聞くと、たいていの人が別格3番・慈眼寺(徳島県上勝町)をあげる。 ここには穴禅定(あなぜんじ...
奈良の法華寺は歴史に関心のある人が好きな寺ではあるが、参拝客が押しかけるようなことはない。 もとは藤原不比等(ふひと)の邸宅だった場所に建つ。不比等の娘は...
平等院は世界遺産になっていることもあり、いつも参拝客が多い。お目当ては鳳凰(ほうおう)堂と中の阿弥陀如来だろう。しかし、藤の花を目的に訪ねたことが1度だけある...