寺の花ものがたり(204) 知恩院の桜(京都市東山区)=4月前半
大きな駐車場が2つもあるが、そこから観光バスであふれ出ていた。知恩院にはそれほどの参拝客があるだと、改めて知った。
三門は国宝で、巨大なスケールで建っている。、高さ24メートル、横幅50メートルを誇る。見上げると、桜に飾られていた。
桜も大きい。天気がいいと、花の白が、黒い三門を背景にして映える。門の手前から境内を見ると、門の黒さが額縁となり、その向こうの明るい桜が、絵のように見える。
桜は三門のあたりに集中している。石段を登ると国宝の御影堂があり、そばにも桜はあるが、数は限られているので、もう1度上から三門を見下ろしてみた。
◇知恩院(ちおんいん)◇
京都市東山区林下町400。京阪祇園四条駅から徒歩15分。075-531-2111。宗祖法然がが承安5(1175)年に草案を結んだこと期限とされ、入滅の地に立つ。本尊は法然上人像(本堂)、阿弥陀如来(阿弥陀堂)。境内自由。
(梶川伸)=状況が変わっている可能性もありますので、ご了承ください2019.04.11
更新日時 2019/04/11