寺の花ものがたり(203) 佛光寺(京都市下玉区)枝垂れ桜=4月前半
佛光寺は街中の寺です。山門をくぐると、シンプルな広場の境内になっていて、、阿弥陀堂と親鸞(しんらん)をまつる大師堂の2つの大きな堂が目に入る。そのすそを、ピンクの帯が彩る。
3本並んでいる。標柱が立っていて、天皇家から贈られたことが分かる。それほど背が高いわけではないが、枝垂(しだ)れの長さが良く、の色があでやかで、よく目立つ。
山門の横には大きな染井吉野の木。まだ若い枝垂れ桜も咲いていた。
◇佛光寺(ぶっこうじ)◇
京都市下京区新開町397。京都市営地下鉄四条駅から徒歩5分。075-341-3321。真宗佛光寺派の本山。建暦2(1212)年、親鸞が京都山科に草庵を結んだのが始まりとされる。後醍醐天皇により「阿弥陀佛光寺」(略して佛光寺)の寺号にり、臣秀吉によって現在の地に移された。本尊は阿弥陀如来。拝観自由。
(梶川伸)=状況が変わっている可能性もありますので、ご了承ください2019.04.10
更新日時 2019/04/10