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寺の花ものがたり(199) 興福寺三重塔(奈良市)枝垂れ桜=3月下旬~4月上旬

2018年4月5日撮影

 興福寺は奈良市を代表する寺の1つで、見所も多いし、訪れる人も多い。どこからでも入ることのできる開放的な境内の中で、三重塔は1番西側にある。
 塔では五重塔が名高い。京都市の東寺の五重塔に次いで2番目だからだ。それに対して、三重塔は国宝の割りに陰が薄い。訪れる人も少ない。ただ、桜に時期だけは別で、桜に引き寄せられる人がいる。
 塔のすぐそばに、枝垂(しだ)れ桜がある。大きくて長く枝垂れていて、枝の数も多くて見事だ。枝は細いので繊細で、花の色は白くて爽やかさを感じる。
 枝垂れの傘の中に入って。花ごしに塔を見るのもいい。塔は黒く沈んだ色をしてるので、細かい白い花が映える。

◇興福寺(こうふくじ)三重塔◇
 子福寺は奈良市登大路町48。近鉄奈良駅から徒歩10分0742-22--22-7755。三重塔は1143年に崇徳天皇の中宮が創建。1180年に創建され、北円堂とともに、興福寺で最古の建築物。高さ19.1メートル。周辺は自由。
(梶川伸)=2018年4月5日撮影

更新日時 2019/03/13


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