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寺の花ものがたり(101)妙楽寺(大阪府守口市)躑躅=4月下旬~5月中旬

2006年5月12日撮影

 大阪国際大学で、非常勤講師をしていた時期がある。京阪大和田駅で降りる。駅の広告に妙楽寺の躑躅(つつじ)があり、誘われて訪ねてみた。
 庭に大きな躑躅が1本あった。樹齢約300年、高さ3.5メートル、幹回りは根元から30センチ上で20〜40センチ。枝はよむ伸びていて、東西4.8メートル・南北7メートルと表示してあった。種類はオオムラサキ(俗称ヒラドツツジ)で、1983に大阪府の天然記念物に指定された。
 やや盛りを過ぎていたが、赤の強いピンク花を一面につけ、小山のようになっていた。白が強いピンクの花も一角を占めていたが、これは別の木だろう。確かに老木で、木の支柱が何本も立っていたが、東向きの日当たりの良い場所でもあり、元気さを見せていた。

◇妙薬寺(みょおうらくじ)◇
 守口市大久保町4-25−8。06-6901-5985。京阪大和田駅から歩いて20分。天和(1682)年に空知三唱阿上人が建立したもので、もとは天台宗であったため妙楽寺の号を称したが、現在は浄土寺となっている。立ち入りには同意が必要。
(梶川伸)=状況が変わっている可能性もありますので、ご了承k。うださい。2017.04.15

更新日時 2017/04/15


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