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心にしみる一言(76) 世の中が進んで、金や金やいう時代でも、義理と人情をはずしたらあきません

2002年11月29日の毎日新聞

◇一言◇
 世の中が進んで、金や金やいう時代でも、義理と人情をはずしたらあきません

◇本文◇
 「義理と人情となにわ節の会」の田中幸男さんだから、こう言うのも当たり前かもしれない。ただし、ドイツ車の名車「BWA」の代理店の経営者としての言葉だから、重みが違う。
その経営哲学は、雑貨商だった父が残した人生訓に戻っていく。父はよく紙に書いた。今は田中さんが書いて、出会った人に渡す。「笑顔で迎え 笑顔で送る はやる店」「三つの約束 うらまない うらぎらない うぬぼれない」「人生は出逢い 心の師匠 仕事の師匠 遊びの師匠」
情報社会についても言う。「情報は、情に報いると書きますねん。情をもって相手のことを思い、人に接していれば、報いてもらえる。人間関係は、情をもってやらなアカン」。要するに、「心で売らなアカン、ということや」(梶川伸)
=2002年11月29日の毎日新聞に掲載したものを再掲載2016.09.25

義理と人情となにわ節の会

更新日時 2016/09/25


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