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血液がんをテーマにフォーラム 約50人が参加

フォーラム後半には参加者から質問が出た

 血液がんをテーマにとした「マチゴト豊中・池田」主催の地域健康医療フォーラムが7月21日、豊中市玉井町1、とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」で開かれ、定員30人を大幅に超える約50人が聴講した。
 フォーラムでは小杉智・市立豊中病院内科部長が講師を務めた。小杉さんは、かつては文字通りの「死の病」だった白血病や悪性リンパ腫(しゅ)などの血液がんは近年、新しい薬や治療法の開発で治る可能性が大幅にアップしたことを説明し、抗がん剤や最新治療について分かりやすく解説した。
 フォーラムの後半は質疑応答となった。悪性リンパ腫の治療を受けている男性参加者が「治療すれば悪性リンパはいつかゼロになるのか。再発するのでは、と心配している」と話すと、小杉さんは「残念ながらゼロにはならない。ただ、天寿を全うするまで悪性リンパが少ないままでキープできれば、それは治癒したと同じではないだろうか。これからも定期的な治療を続けてほしい」と答えた。参加者からは時間制限まで質問が続き、小杉さんは1人ひとりに丁寧に答えていた。(早川方子)

更新日時 2013/07/24


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