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夫婦で楽しむWの子育て(30)

◆義母・実母との関係に悩んだら
 母乳育児や抱き癖、離乳食の開始時期など、子育てに対する考え方は、昔と今では変わってきています。実母や義母からのアドバイスが、産婦人科や小児科で教わったことと違って、どっちが正解なのー!?と悩んでいるママも多いようです。
 先日、そんな話をある幼児教育の専門家の先生にすると、「実母や義母からのアドバイスを全部が全部聞くことはないよ」と言われました。いいなと思うことだけ取り入れて、自分たちがベストだと思う方法で子育てをしていけばいいのです。
 もちろん、それはおかしい!なんて頭ごなしに否定するのはNG。「孫をかわいいと思ってくれている」という感謝の気持ちは忘れずに。
 何が正解か、答えは1つじゃないし、子育ての方針なんて1人1人違って当然。だから、「どんなふうに子育てをしたいか」「この子にどんな風に育ってほしいか」を夫婦で話し合うことが大事だと私は思います。最近は、ママと実母が子育てに忙しく、パパが置いてけぼりというケースも増えていると聞きます。子育ての主役は夫婦。夫婦で、未熟なもの同士、間違えたりベソかいたりしながら、ゆっくり親になっていけたらいいなと思いました。
【椹(さわらぎ)寛子さん】
ライター・コピーライター。4歳と1歳児の母。桂幹人さんとの共著に「だから、あんたは不幸やねん~見方を変えれば、人生は逆転する」(日中言語文化出版社)がある。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第51号(2013年5月9日)

更新日時 2013/05/07


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