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夫婦で楽しむWの子育て(33)

◆ママ感謝デー?
 子どもが小さいうちは、なかなか1人で自由にお出かけなんてできないわ、というママも多いと思います。そんな中、学生時代の友人数名とランチをした時に、みんながうらやましがった話題がありました。それは、「ママ感謝デー」。ある友人が、「ふたりめが1歳を過ぎたころから、夫が月に1度、土日のどちらかを“ママ感謝デー”として、1日自由にさせてくれる」と言うのです。これには全員が「いいなー」の大合唱。その友人が言うには、「それまで毎日子ども2人と24時間ベッタリだったので、1人になれるとうれしい。帰ってきたら、子どもにも夫にも優しくなれる気がする」と。
 パパはその時間2人の育児に大変ですが、はじめは「ママがいい」と泣いていた子たちも、ママがいないとあきらめたのか、次第にパパになつくようになり、パパ自身もママがいると気持ちに甘えがあったけど、今は自分が何とかしなきゃという覚悟ができたそうです。夫婦の中のギスギスした空気が消え、今はママも月に1度の「パパ感謝デー」を作り、休日にパパが1人で趣味に没頭したり、気兼ねなく飲みに行ったりできるようにしているそうです。
【椹(さわらぎ)寛子さん】
豊中市在住のライターでコピーライター。4歳と1歳児の母。共著に「だから、あんたは不幸やねん~見方を変えれば、人生は逆転する」(日中言語文化出版社)がある。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第54号(2013年8月8日)

更新日時 2013/08/05


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