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夫婦で楽しむWの子育て(35)

◆ママの憧れ!?父子旅行
 夫は、ファザーリングジャパン関西というNPOで活動しています(本職は会社員です)。パパが育児や家事を楽しむためのイベントや講座などを開催しています。「こんな活動をしています」という説明をすると、ママたちが真っ先に食いついてくる(笑)のが、「父子ツアー」です。パパと子だけで、1泊のキャンプに行くというものです。
 パパと子どもだけで旅行!ということは、その間、ママは完全自由時間。子どもが産まれてから、2日連続で1人っきりになったことありますか? パパに子どもをお願いして昼間でかけても、晩ごはんの準備までには帰らなきゃ、みたいな慌しさはありません。夜も1人、何をしても自由。独身気分です。
 パパと子は、ママがそばにいないことで、頼る人がいない状況の中、2人で何とか切り抜ける方法を見つけ、仲良くなって帰ってきます。パパは、仕事仲間と違うパパ友ができることで、大げさに言うと人生の幅が広がるそうです。
 いいことばかりの父子ツアー。まずはママ友と家族ぐるみで旅行へ出かけ、「来年からはパパと子どもだけで、なんてどう?」と提案してみてはどうでしょう?そんなにうまくはいかないか……。
【椹(さわらぎ)寛子さん】
豊中市在住のライターでコピーライター。4歳と1歳児の母。桂幹人さんとの共著に「だから、あんたは不幸やねん~見方を変えれば、人生は逆転する」(日中言語文化出版社)がある。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第56号(2013年10月10日)

更新日時 2013/10/10


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