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夫婦で楽しむWの子育て(31)

◆パパの体を使った絵本遊び
 「あい、どーじょ」。1歳4カ月になった娘は、夫が帰宅すると、いつも『ぴょーん』という絵本を持って夫のもとにトコトコ歩いていきます。いろんな動物がぴょーんと飛び跳ねる様子が描かれた「繰り返し」が楽しい絵本です。動物が飛び跳ねる絵と同時に、娘も腕を振り上げて大声で「ぴょーん」と叫びます。そして、最後のページの、女の子が飛び跳ねるシーンでは、夫が娘を高い高いしながら「ぴょーん」。
 娘が6カ月ごろから、よく夫はこの絵本を娘に読んでいました。体を使った絵本遊び、まさにパパが得意とするところです。パパの読み聞かせは、ママとは違う楽しみ方があるのだなぁと思います。
 絵本を読むなんて恥ずかしい、と思うパパもおられるかもしれません。でも難しく考えなくても、自分が面白いと思う絵本を選んで、遊びのツールとして使えばそれでOK。そしてパパが絵本を選んで来た時は、ママは「まだそんな本早いよ」とか「こっちの方が好きだよ」とか口出しはしないでおきましょうね。パパに任せるところは任せる。そうすることで、ママとは違うパパの価値観を子どもに伝えることも、子育てにはとても大切なことだと思います。

【椹(さわらぎ)寛子さん】
ライター・コピーライター。4歳と1歳児の母。著書に「だから、あんたは不幸やねん~見方を変えれば、人生は逆転するがある。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第52号(2013年6月13日)

更新日時 2013/06/12


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