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阪急ものしり帳⑩ 車両の形式

宝塚線で最も多く使われている6000系の車両(梅田駅で)

 車両の形は4けたの数字で分類してある。阪急電鉄広報部によると、「マルーン」と呼ばれるアズキ色の外観と木目調の内装を維持しながら模様替えと機能アップを図り、原則的には車体に表示された千の位の数字が大きいほど新しいという。
 宝塚線と神戸線は2011年3月現在で▽9000系▽8200系▽7000系▽6000系▽5100系▽5000系▽3000系▽3100系を使用。宝塚線で1番多いのは6000系で、1976年に投入された。行き先を示す鉄板のヘッドマークが、幕式の運行標識に変わった。先頭の「顔」の部分は、3つの窓が長方形で、同じ高さについている。パンタグラフはひし形をしている。
 最新は2007年に運用が開始された9000系。UVカットのガラスが採用された。「顔」は真ん中の窓が1段下がり、左右の窓は外側の上部の角に丸みを持たせている。パンタグラフはT字型。
十の位の数字で0、1、2は運転台のある車両を示し、5以上は客車。京都線の車両は9300系のように、百の位の数字が原則として3で示す。 (梶川伸)

阪急6000系 阪急9000系

更新日時 2012/07/02


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