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自然で遊ぼう⑨ 身近な薬草ゲンノショウコ

ゲンノショウコの花(撮影 KEIKO.O)

 日本だけでなく、世界中の生活の中には身近な野草を使ったものが多くあります。山菜などの食べるものはもちろん、薬草なども昔から使われています。しかし、薬草を使う人は今はほとんどいないのが現状です。このままではそんな先人の知恵が消える日も近いかもしれません。
 そんな中で今回は、身近にある薬草を紹介します。草の名前は「ゲンノショウコ」。その薬効が素晴らしいことから、「現の証拠に効いたでしょ」というのが名前の由来だそうです。整腸作用があり、便秘にも下痢にも効くという優れものです。
 花の咲く時期に、根以外を摘んで干したあとに、煎(せん)じて飲むのが一般的です。まだまだ、そんな薬草はいっぱいあります。ぜひ探してみてください。
 【木村太郎】株式会社EGGS代表。さつきやま森の幼稚園園長。池田市在住。五月山での様々な自然体験などを提供。子どもも大人も自然にもっと触れてもらいたいと活動中。

薬草

更新日時 2012/06/13


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