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自然で遊ぼう⑧ 世紀の大イベント! 金環日食

金環日食では欠けた太陽の縁がつながっていき、きれいなリングとなる。写真は左から金環前、金環中、金環後で、望遠レンズにフィルターをかけ十分に減光して撮影した=北マリアナ諸島テニアン島で、2002年6月撮影

 2012年5月21日午前6時17分から8時54分まで、大阪でも日食を観察することができます。日食には、金環日食や皆既日食があり、太陽と地球の間に入る月の位置によって種類が変わります。地球から月がやや遠い場合には、太陽をすべて隠すことができないので、太陽が金色の指環状に残る金環日食がおきます。皆既日食はこの環がなく、太陽がすっぽり隠れるものです。
 今回は日食の見える地域の中心に近い位置に大阪がある、滅多にないチャンスとなります。このように大阪で部分的に太陽がかけるのでない、しっかりとした日食が見られるのは、文献によれば160年ぶりとなります。
 日食の観察には注意が必要です。直接見るのはもちろん、サングラスなどで太陽を見るのは目を傷つける原因となります。必ず市販の日食専用のメガネなどを使って観察してください。
【木村太郎】株式会社EGGS代表。さつきやま森の幼稚園園長。池田市在住。五月山での様々な自然体験などを提供。子どもも大人も自然にもっと触れてもらいたいと活動中。

日食

更新日時 2012/05/09


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