読者とゆく能勢街道第1回 20人が参加
マチゴトは10月1日、「読者とゆく能勢街道」の第1回を開いた。連載企画「能勢街道をゆく」が20回で終了したのを記念したウォーキング企画で、20人が参加し、連載を執筆した梶川伸・編集長が案内役を務めた。
阪急宝塚線中津駅に集合。能勢街道が中国街道(西国街道)から分かれる大阪市大淀区中津に残る「元萩之橋」の石碑をスタート地点にし、十三渡し跡の石碑など街道にちなむ場所や、JR能勢街道架道橋といった街道の名をとどめる所も訪ねながら、阪急三国駅まで約5キロを歩いた。
途中、街歩きも楽しんだ。和菓子店「喜八洲(きやす)総本舗」では、名物のみたらし団子の接待を受けながら、中田八朗社長の「甘いものの専門店として、普通の店よりやや甘みを強くしている」といった経営戦略などの話を聞いた。また、神津神社では、境内に残る道標について、足立博史宮司から説明を受けた。三国商店街では、写真や漫画などをもとにして記念日ケーキ作って人気の三国力餅で、小林哲三さんから作り方の説明を聞いた。に親子で参加した岩木とよ子さん、まどかさんは「お菓子屋の本店に行くのが好きなので楽しかった」と話し、2つの店で買った和菓子とケーキを見せて喜んだ。(早川方子)
更新日時 2011/10/03