「石の道・いけだ」彫刻めぐり<7>平松國和さん
府道箕面池田線(桜通り)に平松國和さんが1997年に作った「石の道・平和」がある。外国で人種差別を目の当たりにしたという平松さん。差別がない世界を表現したかったと話す。幅2.9メートル、奥行き80センチ。黒い部分は磨き、石の表面に黒と白のストライプを作った。「差別がない道を永遠に延ばして行くイメージ」。全体をひねった形にしたのは人生の中にあるうねりを現した。どんな時でも手をたずさえて一緒に歩んで行こうという思いを込めた。平松さんは「世界の人々と平和な共生を願い、ここがすばらしい出会いの場とならんことを」とコメントしている。(進藤郁美)
更新日時 2011/10/04