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心にしみる一言（389） きれいな米を育ててくれた人と意思疎通ができるので
京都市・伏見の酒蔵街
◇一言仕◇
きれいな米を育ててくれた人と意思疎通ができるので
◇本文◇
知人に誘われて、京都市・伏見の玉乃光酒造を見学したことがある。純米酒に力を入れていたり、古い酒米の雄町（おまち）を使ってりしていたので、１度訪ねたみたいと思って思っていたこともあり、誘いに乗った。
※と※麹（こうじ）だけで造る純米酒に方向転換したのは、１９６４年だという。そんな話を聞いているうちに、「良い酒は良い土から」の言葉が出た。もう少し詳しく書くと、「優秀な酒米でないと優秀な酒はできない。良い酒米は、良い土から」だった。
しばしば聞く言葉だったが、鞍を見学して言葉の重みを確認した。米には生産者の名前が表示されていた。「きれいな米を育ててくれた人と意思疎通ができるので」というのが、その理由だった。（梶川伸）2022.09.22
更新日時 2022/09/22
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