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寺の花ものがたり(258) 清水寺(京都市東山区)桜=3月下旬~4月上旬

2019年4月9日撮影

 言わずとしれた京都の桜の名所。手前に桜が咲いていて、その向こうに清水の舞台がある写真は、春の清水寺のおなじみの構図と言える。
 本堂や清水の舞台に入るには入山料がいる。しかし、その手前や舞台の下も桜に包まれている。参拝客が多い時は、そこだけで十分に楽しめる。
 その方法で訪れた時は、満開から散り初めの時期だった。天気もよく、その年の1番良い日だったかもしれない。木は白い花をあふれるほどつけていた。ピンクの枝垂れもあでやかだった。小さな池には、花いかだができていた。

◇清水寺(きよみずでら)◇
 京都市東山区清水1-294。京都市バス「五条坂」「東山五条」バス停から徒歩10分。京阪電鉄「清水五条」駅から徒歩25分。075-551-1234。778年(宝亀8)延鎮上人が開山、798年(延暦17)坂上田村麻呂の創建と伝える。本尊は十一面観音。西国三十三カ所観音霊場第16番札所。
(梶川伸)=情報提供・豊中市 2021.03.10

更新日時 2021/03/10


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