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心にしみる一言(291) フィトンチッドは悩波の中のタウ派を刺激し、それがα波を刺激して免疫力を増す

赤沢自然休養林

◇一言◇
 フィトンチッドは悩波の中のタウ派を刺激し、それがα波を刺激して免疫力を増す

◇本文
 15年ほど前、長野県・赤沢自然休養林へ行った。川に沿った、きれいで心なごむ森林だった。森林浴発祥の地だという。チェーンソーの初使用の地でもあるらしい。
 散策していると、4人を案内している男性を見つけた。話の中で、「フィトンチッド」という言葉が聞こえた。樹木が発散する化学物質ことで、以前の取材で少しだけ知っていたので、興味を持って、しばらくついて行って、ちゃっかりと説明を聞かしてもらった。
 話の核心部分が、取り上げた言葉だった。さらに続いた。「ある症状では劇的に効果が出る。その仕組み解明されたのは、まだ新しいこと」
 厚かましく話しかけ、案内の理由を聞いて驚いた。彼は町役場のまちおこし推進室の室長であるとともに、森林セラピストだった。案内されてい4人は、ある病院で診察を受け、その処方箋が森林浴だった。4人の中には関西からの女性もいた。処方はコースまで指定されているといい、それで室長が案内していたのだった。
 室長にはもう1つの顔があった。伊勢神宮の式年遷宮の神木を切る時に参加した人でもあった。木の切り方を教えてもらた後、木やり歌も披露してくれた。さらに民謡、しの笛まで聴かしてもらった。随分と得をし、免疫力もあがった気がした。(梶川伸)2021.03.02

更新日時 2021/03/02


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