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夫婦で楽しむWの子育て⑦

 手をかけすぎていませんか?――

 先日、小学生のママたちを取材した時「本人のためにならないと分かっているのに、ついつい手をかけすぎてしまう」という声をたくさん聞きました。起床、朝の準備、宿題、身支度…。自分でできる子になるために、親にできることは先回りして手や口を挟まないこと。本人が楽しできるようにサポートしていきたいですね。

 で、その取材で気付いたのが、子どもに手をかけすぎママは、「夫にも手をかけすぎ!」ということ。遠足や修学旅行の荷物をすべてママが用意しているという家庭では、夫の出張の用意もママがしているのです。それじゃあ、子どもに「自分でやって」と言っても説得力がないですよね。パパにはせめて自分の身の回りのことは自分でやってもらいましょう。ママがいないと下着も爪切りもどこにあるかわからない、ではママが病気の時に困ってしまいます。

 自分のことは自分でするのが当たり前。親がそのお手本になれたらいいですね。

【椹(さわらぎ)寛子さん】豊中在住のライター・コピーライター。2歳男児の母。夫は平日の夫婦2人の弁当と、休日の朝昼晩の食事をつくるイクメン。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第19号(2011年4月14日)

更新日時 2011/04/05


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