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夫婦で楽しむＷの子育て⑤
名前を呼んで――
子どもができたらいつの間にか「パパ」「ママ」と呼び合うのが普通になっていないだろうか。はじめのうちは、ママになったんだ、なんて嬉しく思っていたママたちも、だんだん「私はあなたの母親じゃない」とモヤモヤしているかもしれない。それでなくても、誰かに「○○ちゃんのママ」と呼ばれるたびに、「私にだって名前がある！」と感じる女性は多い。
子どもの前では「パパ」「ママ」でも、夫婦二人の時は名前で呼び合うのはどうだろう。意識してメリハリをつける。父親、母親ではなく、夫婦に戻る時間、恋人に戻る時間も必要だ。
パパだって、会社では「課長」なんて役職で呼ばれて、家では「パパ」では、自分に戻れる時間がない。
そしてたまには、子どもを預けて二人で出かけるのもおすすめ。子連れでは行けないお店に、子連れでは着られない服を着て、デートする。夜が難しかったら、予約してランチでもいい。夫婦が仲よくいることが、いちばんの子育てだと思う。
【椹（さわらぎ）寛子さん】豊中在住のライター・コピーライター。２歳男児の母。夫は平日の夫婦２人の弁当と、休日の朝昼晩の食事をつくるイクメン。http://ameblo.jp/mamawriter/
＝地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第１５号（２０１１年２月３日）
更新日時 2011/02/14
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