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寺の花ものがたり(129) 神峯山寺(大阪府高槻市)紅葉=11月後半

2008年11月17日撮影

 大阪府内の紅葉の寺の中では、池田市の久安寺とともに、大変気に入っているのが神峯山寺だ。バス停からゆkっくり歩いて20分ほどかかるが、その参道から紅葉に包まれる。
 境内は本堂までまっすぐに参道が伸びている。この両側がモミジのの木で、時期が合えば、赤いトンネルの中を歩いていく。右手にはさらに紅葉が広がり、その集積度に圧倒される。小さな堂との組み合わせもいい。
 最後は石段を上り、左手には堂宇があり、屋根の瓦を背景に紅葉がはえる。石段を煮びれば、来た道を見下ろす形になり、モミジの木々は赤い雲となる。

◇神峯山寺(かぶさんじ)◇
 大阪府高槻市3301-1。JR⾼槻駅北⼝ロータリから、高槻市バス「原⼤橋」行きに乗車、「神峯山口」で下⾞。徒歩20分。072-688-0788。日本最初の毘沙門天(びしゃもんてん)安置の霊場とされる。役小角(えんのおずぬ)が葛城山で苦行を積んでいると、北の方角に五色の雲がかかり黄金の光が輝いていたのを見て、この地を訪ねた。四体の毘沙門天を刻み、祀ったのが始まりと伝えられている。本尊のは毘沙門天。聖観音は国宝。入山有料。
(梶川伸)=状況が変わっている可能性もありますので、ご了承ください。2017.10.25

更新日時 2017/10/25


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