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子育てワンポイントアドバイス⑧ 公共の場で騒がしい我が子

 公共の場で騒がしい我が子、どうすればおとなしくなる?――

 年末年始は子ども連れで出かける機会が増える。列車などの公共機関や店などで走り回り、大きな声を出す子どもは多い。親として気になるのは周囲の目。注意しても言うことを聞かず、さらに厳しく叱ると大声で泣いたりして、よけいに居心地の悪い思いをすることもある。

 「人や車が多い場所では子どもの安全のためにも、しっかりと手を握って離さないようにしましょう」

 豊中市の子育て支援センター「ほっぺ」の地域支援保育士はこうアドバイスする。

 騒がしい子には「後で一緒に遊ぼうね」「何して遊ぶ?」といった会話をするなどして、今は静かにすることを約束させる。それでも、「2、3歳の子に言って聞かせるのは無理」と言い、「おもちゃや絵本で気をまぎらわせるのは効果的」と、ヒントを示す。

 おもちゃがなければハンカチなどを折り紙代わりにしてもいい。

 「周囲の目が厳しくなるのは、騒いでいる子どもに対して親が知らん顔している時。親が努力している姿を見れば、多少子どもがうるさくても大目に見てくれるはずですよ」

(早川方子)

【ほっぺ】豊中市岡上の町2-1-15、保育士のほか看護師もいる。プレイルームの利用は、月~土、9時~17時15分。育児に関する電話相談は06-6852-5526。=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第10号(2010年12月2日)

更新日時 2010/11/29


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