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子育てワンポイントアドバイス⑦ 深夜になるまで寝ない我が子

 骨や筋肉をつくる成長ホルモンは、夜寝ている間に多く分泌される。子どもにとって夜の睡眠は大人以上に大切なことだが、興奮して寝つかない子や、布団に入った後もぐずり続ける子は多い。

 「生活リズムを見直してみましょう」と豊中市子育て支援センターの地域支援保育士は提案する。子どもの生活を大人の都合に合わせていないだろうか。子どもが寝ている間に家事を片付けようと、ついつい昼近くまで起こさずにいたり、深夜のコンビニに連れて行ったりしていないだろうか。それは夜の就寝時間をますます遅らせ、子どもの健康を害することにもなるという。

 生活習慣を変える具体的な方法は、朝になったら窓やカーテンを開けて昼と夜のメリハリをつける▽食事や入浴は毎日同じ時間帯に▽昼間はたっぷり遊ばせる▽寝る前にテレビを見せない▽部屋を暗くしてリラックスさせる、など。

 「生活リズムを変えるのは簡単ではありませんが、まずは子どもが泣いても朝はきちんと起こすことが大切です」

 子育ては親たちの生活を正すきっかけになるかもしれない。 (早川方子)

【ほっぺ】豊中市岡上の町2-1-15、保育士のほか看護師もいる。プレイルームの利用は、月~土、9時~17時15分。育児に関する電話相談は06-6852-5526。
地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第8号(2010年11月4日)

更新日時 2010/11/01


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