子育てワンポイントアドバイス⑥ 食事中に遊びだす子ども、どう対処したらいい?
食事中に遊びだす子ども、どう対処したらいい?――
「食事前にたっぷり遊ばせるなどして、お腹を十分にすかせてみては」と豊中市子育て支援センターの地域支援保育士はアドバイスする。食べ遊びは空腹が満たされた信号、とシンプルに考えよう。食事の量を最初から少し減らしてみるのもいい。それでも子どもが食事中に遊び始めたら、「もういらないの?」と声をかけ、食べないようなら片付ける。その時に「後で食べたいと言ってもダメよ」と子どもに約束させることも大切だ。
「バランスの良い食事を用意した母親としては全部食べさせたいと思いますが、食べる量には個人差があるので少食でも元気なら問題はありません」
むしろ、いつまでもダラダラと食事を続けるのは、生活リズムを崩すので要注意。食事中はテレビを消すなどしてメリハリをつけること。でも、なにより大切なのは、食事の時間は楽しいものだと子どもに認識させることだという。
「子どもに食べさせることに集中するあまり、子どもと一緒に食事をしないお母さんは意外に多い。できるだけ食事は家族みんなでとって、子どもに“おいしいね”と話しかけるなど、食事を楽しい雰囲気にしてほしい」 (早川方子)
【ほっぺ】豊中市岡上の町2-1-15、保育士のほか看護師もいる。プレイルームの利用は、月~土、9時~17時15分。育児に関する電話相談は06-6852-5526。
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第6号(2010年10月7日)
更新日時 2010/10/04