子育てアドバイス①<br />初めての赤ちゃん<br />(子育てワンポイントアドバイス)
我が子はかわいいが、誕生したその日から悩みもつきまとう。このコーナーは、豊中市すこやかプラザ・子育て支援センター「ほっぺ」の地域支援保育士の体験談をもとに、育児のアドバイスを紹介する。
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「赤ちゃんを大人の生活サイクルに合わせたい」と相談しに来る人がいる。
新生児を抱えたお母さんは24時間フル稼動だ。3時間おきに授乳をしてオムツを換え、泣く度にあやす。家事もこなさなくてはならない。つい「出産前の生活習慣に戻りたい」と願ってしまう。そんなお母さんに、地域支援保育士は「赤ちゃんのリズムに合わせて生活しましょう」と話している。
具体的には、赤ちゃんが眠っている時は一緒に寝る▽家事は手抜きする▽授乳間隔にこだわりすぎない。
永遠に続くわけではない。3カ月もすれば、赤ちゃんも徐々にまとまった睡眠時間をとるようになり、授乳間隔も空いてくるはずだ。
「子育ては本来、思い通りにならないもの。赤ちゃんは1日1日成長していくので深刻になりすぎないで、無理をせず寄り添っていきましょう」
(早川方子)
<ほっぺ>豊中市岡上の町2-1-15、保育士のほか看護士もいる。プレイルームの利用は、月~土、9時~17時15分。育児に関する電話相談は06-6852-5526。
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第1号(2010年7月29号)
更新日時 2010/07/26