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少年野球⑪ 小鳩スプリンター

わが子のピッチングにタジタジの保護者たち。納会ではカレーライスや飲み物がふるまわれた

 小鳩スプリンターは、2013年4月に創部45年を迎えた。1968年に「こばと子供会」の中に野球部ができたことから始まり、5年後に子供会から離れ、野球活動はより活発になった。現在は72人が登録し、豊中市立庄内南小学校を拠点として土曜、日曜、祝日を練習日に充てている。
 小鳩スプリンターのモットーは、勝敗にこだわるのではなく、野球を通じて仲間への思いやりや優しさを学ぶというものだ。保護者やOBとのきずなが強く、アットホームな雰囲気だが、6年生が豊中市秋季少年野球大会で優勝するなど、実力も備えたチームだ。
 2013年12月23日には、庄内南小学校グラウンドで保護者やOBも参加して納会が開かれ、選手がピッチャーとなり、保護者がバッターボックスに立つというミニゲームで盛り上がった。6年生の岩本哲弥君の投げた球をなんとかゴロにした母親の恵美さんは、中学、高校時代はソフトボール部に所属していたという。「去年は主人がきれいに打ち返していたから、私でももうちょっと当たると思ったんですがダメでした」と息子の成長ぶりに目を細めていた。(早川方子)=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」59号(2014.01.16)

更新日時 2014/01/15


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