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少年野球⑨ HOTファミリー少年野球部

真夏の練習では塩の入った麦茶を飲んで熱中症対策をしている

 HOT(ホット)ファミリー少年野球部は、豊中市立豊南小学校(H)、小曽根小学校(O)、高川小学校(T)の3校のチームが合併してできた。名前は、それぞれの頭文字を合わせたもの。部員は36人で、女子2人も含まれている。練習は隔週土曜と毎日曜に、校区内にある第十二中学校のグラウンドや、ふれあい緑地少年野球場(豊中市服部寿町4)を有料で借りるなどして行っている。
 チームには「決まりごと」と呼ばれる10カ条がある。①必ず朝食を取る②交通事故に注意③あいさつを忘れない④道具を大切に――など、野球だけでなく普段の生活にもかかわるものが多い。チームの代表者である中村義世さんは「子どもたちの健全な育成と、地域社会の活性化を目的としているので」と説明する。中村さんは部員らに向けて「HOTファミリーニュース」を毎週発行している。試合の様子などをスコアや写真を添えて編集し、卒団するときは1年分を冊子にして贈る。保護者にも喜ばれるという。
 チームは南部秋季大会に向けて練習中だ。プロ野球選手になりたいと話すエースの鰺(あじ)坂由樹君は「三振を取りたい」と汗を流していた。(早川方子)=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」55号(2013.09.15)

更新日時 2013/09/14


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