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少年野球⑩ 桜井谷少年野球部

桜井谷少年野球部のメンバー。練習中も明るく笑顔が絶えない

 桜井谷少年野球部は、豊中市立桜井谷小学校を拠点に、毎週末と祝日の午前9時から午後5時まで練習や試合を行っている。市内の少年野球団の多くが独立リーグである豊中豊友少年軟式野球連合に所属しているが、桜井谷少年野球部は全日本軟式野球連盟に連なる大阪府少年軟式野球協会に所属している。その理由について監督の坂部正弘さんは「豊中だけでなく大阪で1番に、ゆくゆくは日本1になりたい、という子どもたちの希望をかなえるため」と説明する。
 モットーは「やるからにはプロを目指す」。練習にハードルを取り入れるなど、瞬発力や体幹を鍛えることに重点を置いている。近畿大学野球部出身の坂部さんは、大学のトレーナーから子どもに適した練習法を学んでいるという。練習はスパルタ方式ではなく、トイレも水分補給も好きな時に好きなように取らせるなど、自主判断に任せている。部員は20人足らずだが、6年生の奥山慎太郎君がオリックスバファローズのジュニアチームに選ばれるなど、注目されつつある。キャプテンで6年生の木下星寿(せいじゅ)君も「練習は楽しい。将来はプロ選手になり3い」と夢見ている。(早川方子)=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」56号(2014.10.10)

更新日時 2013/10/09


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