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「石の道・いけだ」彫刻めぐり<33>中農美枝子さん

池田市の十二神社前にある中農美枝子さんの「Chopstick」

 池田市豊島南1、十二神社前の「Chopstick」について、中農美枝子さんは「鳥居の前だから、細長い形がいいと考え、箸(はし)を置いた」と語る。池田市彫刻シンポジウム第1回の作品で、中農さんには初の公開制作だった。「時間内に仕上げられるか不安だった」と、24年前を振り返る。
 「光に反射して、豊かな表情を生み出すように、全体に凹凸を作った」と説明する。野外彫刻は「第三者が加わって完成される」と中農さん。「人や物、季節や時間によって変わる太陽の光がいろんな表情をもたらす。そこが面白い」と話した。(進藤郁美)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」58号(2013年12月12日)

更新日時 2013/12/12


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