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「石の道・いけだ」彫刻めぐり<28>小林陸一郎さん

大阪教育大学付属池田小学校正門前にある小林陸一郎さんの「みち」

 池田市の大阪教育大学付属池田小学校の正門前にある「みち」は、彫刻家、小林陸一郎さんが1990年に作った。
 小林さんは「旅人の碑」と題したシリーズを制作してきた。「人生のなかで、出会った感動を形にした。感動を立体として表現すると彫刻になる」と語る。
 「みち」は大地の上に、イタリアで見たカラカサ松を形づくった。「日本の松と違い、形が印象的だった」と振り返る。通りすがりの出会いや人生の道しるべの意味も込めている。「私は前しかよう向かんので、一生懸命歩いてきた」と笑っていた。(進藤郁美)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」53号(2013年7月11日)

更新日時 2013/07/10


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