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身近な法律相談⑬ こんなことで損害賠償？
【千里中央法律事務所】豊中市新千里東町１－２－４、信用保証ビル６階▽０６－６８３１－６２０５
事故による損害賠償というと、車や自転車の事故を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はもっと身近なところに思わぬ事故の危険が潜んでいます。
以前、重い荷物の入ったキャリーバッグ（かばんの下に車輪がついているもの）で、うっかりおばあさんの足の指をひいてしまったり、電車に乗り遅れそうになり、必死に走っていたら、おじいさんにぶつかり転倒させてしまったというケースで、相手を骨折させてしまい、損害賠償を請求されたという相談がありました。
いずれも不注意により相手にけがを負わせてしまったのですから、治療費や慰謝料を支払う必要があります。特にけがを負わせた相手が高齢の方だと、わずかな衝撃でも骨折することがあり、それがきっかけで寝たきりになってしまうなど、思わぬ大事故に発展し、賠償額も多額になることがあります。
普段から事故を起こさないよう、また、事故に巻き込まれないように気をつけることが大切ですが、もし事故が起こってしまったら、お互いの連絡先を確認してきちんと損害賠償の話ができるようにしておきましょう。【千里中央法律事務所 宮下幾久子弁護士】
＝地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第５７号（２０１３年１１月１４日）
更新日時 2013/11/12
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