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子どもと楽しみたい絵本 てくてく編27

「馬車でおつかいに」作:ウィリアム・スタイグ 訳:せたていじ(評論社)

【馬車でおつかいに】
 末っ子が会社で具合が悪くなり、「午後から休み取ったから、帰るわ」との電話。高熱を出している息子を1人で帰すのは不安だったので、「車で迎えに行くから、待ってて!」と言いました。免許を取って3カ月足らず、1人で遠出をしたことなし。高速に乗るのも初めて。合流はできるのか、高速の速度に対応できるのか、不安ばかり。他車にどんどん抜かれますが、慌てず騒がず、マイペース。高速は降りたけれど、道に迷い、「カーナビが新しいルートを見つけました」と言うので、その通りに走らせていると、高速に入るではありませんか。「あ~どうなるの?」。その高速は最近できた海底トンネルのようなもの。1台しか走ってなくて、すごく気持ちの良い道でした。やっとのこと息子のもとに到着。この作品は道中に、ロバが付き添ってくれるので、心細くはならなかったでしょう。でも、この作品ほど、困難な状況にならなかったことに感謝!(絵本を楽しむ会・M)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第57号(2013年11月14日)

更新日時 2013/10/09


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