大商学園女子サッカー部 目標は全国制覇
豊中市利倉東1、大商学園高校(奥野正巳校長)の女子サッカー部が、2013年8月の全国高校総体(インターハイ)で3位になった。準決勝は村田女子高校(東京)とPK戦の末、惜敗した。キャプテンの松原有沙さん(3年)は「レベルの高い相手と戦うことで欠点がわかった。相手のプレッシャーが早いと、自分たちのサッカーができない」と、課題を持って帰ってきたという。
女子サッカー部は大商学園が男女共学になったことから、2006年に創部した。「全日本高校女子サッカー選手権大会は5年連続で出場し、前回大会はベスト8だった。今回の高校総体は3位になった。1年ごとに確実に強くなっている」と、竹内周部長は話す。
部員は1年生12人、2年生17人、3年生13人の合計42人。親元を離れ、寮生活をしながらサッカーに打ち込んでいる部員も多い。土曜、日曜は8時間、平日は3時間半ほど練習を続ける。岡久奨監督は「普段から試合を意識した厳しい練習」を掲げ、大声でげきを飛ばす。すると、部員たちはその倍ぐらいの大きな声で応えていた。「強くなりたいから、練習したい」と話し、「全国制覇が目標」と声を揃える。(進藤郁美)
更新日時 2013/09/10