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子どもと楽しみたい絵本 てくてく編25

「ビュンビュン きしゃをぬく」作:アーナ・ボンタン&ジャック・コンロイ 絵:バージニア・リー・バートン 訳:ふしみみさを(岩波書店)

【ビュンビュン きしゃをぬく】
 娘が免許を取ってすぐ、助手席に乗っていると、原付きバイク、自転車がどんどん抜いて行きます。私は思わず、「もう少しスピード出せば?」と言いました。でも、いつもマイペース。そんな彼女も、仕事で乗り始めると、運転技術も向上し、高速でも、流れを止めることなく運転するようになりました。私も、運転がしたくなり、現在、教習所に通っています。ところが、スピードなんて出せません。教官に「もっと、アクセル!」と連呼されるのですが、どうしても踏めません。娘に「スピード出せば?」と言ったことを思い出して、ずいぶんひどいことを言ったと反省しきりです。この作品は、ビュンビュンという名前の犬が、どんな汽車も追いぬき、ゴウゴウという相棒の汽車の火夫(汽車に石炭をくべる役目)を運転士に出世させてしまうお話です。今の私の運転する自動車では、ビュンビュンに何度も抜かされてしまうのでしょうね。(絵本を楽しむ会・M)

更新日時 2013/08/07


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