「石の道・いけだ」彫刻めぐり<12>杉本利延さん
「雨の日に青空の傘広げてる」が府道箕面池田線(桜通り)にある。杉本利延さんが1996年に作った。杉本さんは「その土地で生活する人々が楽しく、元気に生きていけるようにと思って制作した。見たまま、形のままの作品」だと話す。
丸みを帯びた作品は高さ約1.5メートル、幅70センチ。空を見上げるようにちょっと上向きになっている。
制作当時の思い出を聞くと、制作を終え、最後のパーティーの時に商店街で朝まで飲んだと笑う。杉本さんの作品は東京・青山パークタワーや京都府立峰山高校にもある。 (進藤郁美)
更新日時 2012/03/21