夫婦で楽しむWの子育て⑭
◆子どもの病院、誰が行く?
寒くなってくると、子どもたちの病気が心配ですね。子どもが熱を出したり、ケガをした時、病院へ連れて行くのはママの役割になっていませんか? 病院へ行くと、いつから症状があるかだけでなく、食欲は? 睡眠は? 便の様子は? 機嫌は?と「子どものふだんの様子」をよく知っていないと答えられない質問をされます。
それに尻込みしてしまうパパもいますし、「これは私の仕事」と思うママも多いようですが、時間の調整がつくなら、一度パパに任せてみては? 子どもを病院へ連れて行くと「この子のことはオレがちゃんと分かっていないと」という責任感が生まれるようです。
子どもはパパを信頼するようになり、パパは親としての自覚がアップし、ママはその間、時間ができる。家族みんながハッピーになれます。そして、夫婦で子どもの健康について考える貴重なきっかけになるはずです。小さなことからパパを巻き込んで子育てしていかないと、子どもが大きくなってから「子育てはお前に任せてきたんだ!」なんて言う「無責任パパ」になっちゃいますよ。
【椹(さわらぎ)寛子さん】豊中在住のライター・コピーライター。3歳男児の母。夫は平日の夫婦2人の弁当と、休日の朝昼晩の食事をつくるイクメン。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第33号(2011年12月1日)
更新日時 2011/12/01