文化歴史
番傘みどり川柳会の2017年2月句会が2月5日、豊中市立中央公民館で開かれた。出席は50人、投句者は6人だった。秀作が「みどり秀句抄」として、同人誌「番傘みど...
奈良県斑鳩町は小さな町ながら、塔を持つ寺が3つある。古い歴史を持つ法隆寺、法輪寺、それに法起き寺だ。 写真を撮ったのは、10年以上も前。寺に行く道では、蓮...
奈良の秋篠寺は、しっとりと静まっていることが多い。近鉄西大寺駅から歩いて20分弱だから、割に便利の良い場所にある。ただ、観光客であふれる京都とは違うこと、周辺...
詩仙堂はそう大きな寺ではない。正式には、凹凸窩(おうとつか)で、でこぼこした土地に建てた住居という意味を表し、詩仙堂はその一室のことらしい。 竹垣に設けら...
「寺[椿(つばき)は切っても切れない縁でして」。副住職の高木亮英さんはそう切り出した。 開山の裸形(らぎょう)上人がインドから来て熊野灘に漂着し、那智の滝...
大阪大学豊中キャンパスの基礎工学部国際棟の前にある「正田建次郎先生記念の梅」と名づけられた梅林が2月27日現在、ほぼ満開となっている。小さな池のそばにある20...
天龍寺への門をくぐると、すぐ右手に三秀院がある。塔頭(たっちゅう)の一つである。 1本の山茱萸(さんしゅゆ)が、白い塀越しに見える。庭に入ると、高さは4メ...
色鮮やかな紅葉と結びつく寺である。実は、紅葉だけではない椿(つばき)、躑躅(つつじ)[蓮(はす)も数が多い。盆梅(ぼんばい)は、「花のない寒い時期に、香りだけ...
境内の聖天堂のそばにある1本の木が、唐子椿(からこつばき)である。本堂に通じる参道の門を入る。門の前に、「中にあります。自由にお入りください」と案内が書いてあ...
寺は雪をかぶっていた。住職の中野英勝さんは、長靴に毛糸の帽子姿だった。「鈴鹿山系の山すそなので、下よりは3~4度低い。下駄だと、歯の間に雪が詰まって歩けない。...