文化歴史
四国の遍路旅の先達(案内人)をしているころ、「花へんろ」と名づけたシリーズを企画したことがあった。寺には花が多い。そこで花の時期を目指して参拝し、札所以外の花...
奈良時代の僧、行基については教科書でも習った。その行基の墓が竹林寺にある。 寺は行基が建てた49院の1つとされる。文暦2(1235)年、寺の僧によって文殊...
奈良市の奈良公園は広い。その中に東大寺、興福寺、春日大社も含まれると言っていい。3つの社寺と公園との間に塀などの境がなく、開放的な点が特徴となっている。 ...
長谷寺は「花の御寺」と名乗る。桜もいいし、紅葉もいい。しかし、シンボルは牡丹(ぼたん)だろう。 冬牡丹は2度見たことがある。ワラ帽子をかぶった姿は風情があ...
四国遍路で、55番・南光坊は何度も参拝した。この写真を撮った時は、寺よりも花よりも、もっと記憶に残っていることがある。 良い遍路道だけ歩く気楽な遍路旅の先...
四国遍路の別格3番慈眼寺は、標高600メートルの場所にある。山の寺で、空海が修行したとされる洞窟があり、穴禅定と呼ばれる。奥行き100メートルほどの通路を往復...
明日香村の岡寺は、バス道からゆるい坂道を登っていく。西国33所観音霊場の7番札所で、花の寺でも知られ、訪れる人は多い。 その坂道の参道には、小さな寺がいく...
常照皇寺の九重桜は、京都市中心部の桜よりは少し遅く咲く。2004年に行った時の詳しいメモが残っていて、それを見て書いている。今は大分変っているかもしれないが。...
四国遍路旅の先達(案内人)をしているころ、4月の桜の時期は楽しみだった。バスを使った遍路なので、札所のほかにも、桜の寺にはしばしば立ち寄った。 愛媛県西条...