寺の花ものがたり
秋篠寺は自宅からミニバイクで、10分ほどの距離にある。歩いても1時間ほどだから、フラリと行ってみることがある。伎芸天が人気の寺なので、奈良方面に遊びにきた友人...
真如堂はブラリと行ってみたくなる寺だと思う。京都市の中心部からそれほど遠くはないが、広々とした静かな境内を持っている。南から行けば、金戒光明寺を通っていく。次...
奈良で帯解寺は、お産の時に腹帯をもらう寺として知られている。一方で芙蓉(ふよう)はよく見かける花なので、特に「帯解寺の芙蓉」として取り上げるほどでもないかもし...
京都市の迎称寺に、萩に飾られた土塀を見に行ったことがある(寺の花ものがたり179回)。その帰り、すぐ南側の真如堂に寄ってみた。 この寺は、いつ行っても花を...
元興寺を訪ねたのは、桔梗(ききょう)を見るためだった。桔梗については、「寺の花ものがたり」の172回で紹介したことがある。 山門をくぐると、まず目に入って...
奈良市の通称「なら町」は、古い家並みが残っている。その中にある小さな寺、十輪院で蓮(はす)を見たが、そこに行き着いたのには、不思議な因縁があった。 なら町...
四国霊場46番浄瑠璃寺は、標高700メートルの三坂峠を下りてきたところにある。大きな寺ではない。境内も狭いが、よく整備されていて、いろいろな植物を見ることがで...
苔(こけ)に旬の時期があるのかどうかは知らない。ただ、少し雨に濡れた苔はシットリとして、ちょっと見に行ってみようかという気になる。だから、梅雨の時期がふさわし...
四国霊場12番・焼山寺は標高900メートルの焼山寺山の8合目あたりにある。11番・藤井寺の境内から登っていく遍路道は難所の1つで、「遍路ころがし」の異名を持つ...
ゴータマ・ブッダは菩提樹(ぼだいじゅ)の下で、悟りを開いたとされる。このため、境内に植えている寺もある。このシリーズでは212回で、高松市の八栗寺の菩提樹を紹...