夫婦で楽しむWの子育て⑥
ルールを決めるなら、ふたりで!――
パパたちに話を聞いて、よく出てくるのが「嫁の苦手な家事を、いつの間にか押し付けられていた」という不満。
家事・育児に忙しいママは、「私はこんなにやっているんだから、○○ぐらいやってよ!」と思いがちだけど、その○○、実は自分がやりたくないことだったりしませんか?
苦手なことをやれと言われても、なかなか動けないのは、男性も女性も同じ。ならば、夫には、まずは得意なことからやってもらいましょう。
機械いじりが好きなら、「掃除機の調子がおかしいの」と言って掃除に巻き込む。几帳面なら、「朝起きた時キッチンがきれいだと気持ちがいいよね」と言って後片付けをお願いする。
家事の分担や育児の方針は、つい女性主導で進めて、「わが家のルール」にしてしまいがちですが、はじめに夫も巻き込んで一緒に考えるようにすれば、お互い気持ちよくできるはず。
めんどうくさがらずに、まずは夫婦で話し合ってみてはいかがでしょう。
【椹(さわらぎ)寛子さん】豊中在住のライター・コピーライター。2歳男児の母。夫は平日の夫婦2人の弁当と、休日の朝昼晩の食事をつくるイクメン。http://ameblo.jp/mamawriter/3日)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第17号(2011年3月
更新日時 2011/03/12