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「とよなか子育て応援団」サポーターバッジを作成

「とよなか子育て応援団」サポーターバッジ

 豊中市は、地域で子育て家庭を支える人を示す「とよなか子育て応援団」サポーターバッジを作成した。子育て中の保護者などが子どもと一緒に外出しやすい地域づくりをするためのもので、市のキャラクター・マチカネくんが赤ちゃんを背中におぶるなど子育てをしているイラスト。
 バッジはストラップタイプで、大きさは縦6センチ、横6センチの扇形。1500個作成し、地域の民生委員や教育・保育施設の職員に付ほしい」と話している。
 豊中市は「子どもたちの未来が輝くまちづくり」を基本理念として、子育ち・子育
て支援を進めている。2013年度に実施した「子育ち・子育て支援に関するニーズ等調査」では、「子育てが地域の人に支えられている」と感じる人の割合が69.1パーセントと、2009年度調査の50.5パーセントから20ポイント近く上昇している。この調査では、子育てが地域の人に支えられていると感じている人は、子育てへの不安や負担を感じる割合が低いことが分かった。
市は2015年度、国の地域少子化対策強化交付金を活用した「結婚から育児までの切れ目ない支援を行うための事業」を実施しており、バッジの作成もその一環。市北東部では転入してくる子育て世帯が多い一方、地域に知り合いが少ない場合もあり、子育ての悩みや不安を相談できずに抱え込んでいることが多い。
 また、子育て中の保護者が子どもを連れて出かけるときは、周囲の助けがあると便利だが、保護者から声掛けするのがためらわれることがある。そこで気軽に声を掛けられる相手だと分かる印があればと考え、バッジを作成することにした。さらには、バッジをきっかけに子育て家庭と地域の人たちが普段から気軽につながりを持ち、関係を築いていってもらうことも狙いとしている。
=情報提供・池田市(梶川伸)2016.02.03

更新日時 2016/02/03


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